硬式テニスでPEEK| meath inc.

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硬式テニスでも使えるのか？

検証

PURE PEEK 120Φ

ソフトテニス用のピュアピーク 120Φですが、サイトを見たお客様から『硬式用のピークはないんですか？』といったお問合せを頂くようになりました。個人的にもこのストリングの変わった物性が気になっていたので、硬式テニスで使ったらどうなのか？を実際に検証してみました。

※硬式用ピークという製品はありません。

物性：かなり硬いが？

張ってみるとわかりますが、このピーク樹脂のストリングは、表面硬度が非常に高く、圧縮にも強いです。ナイロンの真逆と想像していただければ解りやすいかもしれません。そして、ポリよりも更に硬い。なのに、束ねたストリングを手で曲げてみると、ほぼ同ゲージの MIG 121Φよりもしなやかに曲がる。（ミグの方がハリがある感じ。）と、不思議な感じ。ハサミで切ろうとすると、ポリよりも抵抗を感じて少し切りずらさを感じます。

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切る時も硬さを感じる

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張ると、ここから更に艶が上がる

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PEEK樹脂本来の色です

張上げ：45ポンド以下ならOK

　55ポンド　切れることがあります。引張強度の限界点に近く、マシンでテンションを掛けた際にかなり伸びが出ます。（恐いのでやめてください。）

　50ポンド　稀に切れる場合があります。やや伸びが出る。

　45ポンド　張り切れなし。伸びも気にならない程度。

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圧縮強度があるためクランプにも潰されにくい

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45ポンドでの実際の太さ（この箇所は 1.120mmを表示）

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縦横の滑りも良い

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このカラーは実際かなりプロっぽい

ほぼ同ゲージのポリエステル、MIG 121Φとピュアピーク120Φ

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意外にもPEEKの方が柔らかい

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ポリの方がハリがあって曲がりにくい

打感：あまりの敏感さにビックリ！　鮮明な打感は、極細ゲージポリを上回る。

異常な敏感さで、インパクトの度にカリッカリッと音がします。全くこれまでのストリングとは違ったタッチ感。飛距離に違和感はなく、ボール軌道が暴れる事もありません。回転性能も良い。ガシャった時のような打感に初めは驚きましたが、最近ではクセになりそう。確かに普通のストリングの打感ではありません。ポリエステルの極細ゲージが好きな人には、ぜひ試してほしい感じ。使用中のカド切れなどは今のところありません。（10回合計15時間ほど使用）