SALEしない、SALE価格
グリーンプライス。
新しい価格表示の特徴
1・いつでもお買い得
(SALE、キャンペーンの廃止)
2・1つだけの価格
(小売、業販の区別なし)
3・全品送料無料(クーポン利用で)
文:ミース代表 吉田
2025年7月3日


SALEしない
SALE期間を設定して価格を変えたり、そのために広告を作ってキャンペーンするのは、本来の商品価値とは全く無関係で、労力も費用も大変です。また、セール期間外に購入を思い立ったお客様には、これまで大変心苦しい思いがありました。ですから、長い目で見れば会社のためにもお客様のためにもならないと考えたんです。現在、オンラインストアで販売している MIG、SVELZO、アパレル製品は、ミース社 オリジナル製品です。お客様は、北海道から沖縄まで一般の方から、ショップ、クラブのオーナー様など様々ですが、卸値を設定するべきではないかという問題は当初よりありました。公式サイトには日々様々な方が興味を持ってアクセスしています。その方々に、一般の方は1000円で業者の方は※%?円というふうに価格差を設けるのにはどうも抵抗を感じるのです。同一の価格については、賛否あるかと存じますが、これまで通り 小売り、業販仕入れの区別はなくシンプルな方法でご提供させて頂きますことをご理解いただきたく存じます。このような経緯から、SALEの無いお求めやすい適正価格 “グリーンプライス” をスタートさせていただく事にしました。SALEの楽しみは無くなっちゃいますが『いつもミース安いねえ!』って覚えて頂ければ幸いです。(グリーンプライスは造語です。)
問屋さんでは扱ってません。
『安いですねえー。日本製ですか?』と言われる事が多いのですが、先日とあるショップの方から『卸値はいくらですか?』と聞かれました。これが提示できる最低の価格です。と説明すると『メーカーなら表示価格から何%か引いてくれないと! それに、これじゃ安すぎて利益が出せない!』とお叱りを受けた。工賃だけじゃなくてガットの販売価格としても利益を出したいと言う事だと思うが、じゃあ もっと高く一般の人に提示しなければいけないのだろうか? 価格ってなんだろう。確かに、販売店用の会員ページを作って割引価格を表示する会社もある。だが今の時代、二重価格って変じゃないか? 皆さんは、ガットの価格や工賃に違和感を持った事はないだろうか? 商品は商品。張替えの工賃は、工賃として別に存在するものと考えるのが正しいと思うのだが違うだろうか? そういえば、ある問屋さんがこんな事を言っていた。高い商品の方が流通させやすいんですよねーって。それは消費者のためになるのだろうか? 冷静に考えてみると、ガットはもっと高くなければいけないという話になるが 、私は理解したいとは思わない。そんな訳で、問屋さん経由では流通していない商品になります。因みに、私がガットを張るなら2000円は欲しいと思っている。適正な価格だと思いませんか? 1500円が限界かな。だから、この価格にガット代をプラスしても1回の張替えがお客様の負担にならない程度の商品価格が理想だと思っている。張りっぱなしで何ヶ月ではなくてもっと張替えを楽しんでほしいと。


全品送料無料(クーポン利用で)
物価高と同じように、最近は運送費も値上がりしています。オンライン受注がメインの弊社のような事業では特に無視できない価格です。正直言うと送料をいただきたいのですが、有料表示にすると売れにくくなるというのが実際のところです。個人的な意見としては、車を走らせて街の店舗に出向くガソリン代や渋滞の煩わしさ、実際に店舗に行ったからといってほしい商品が有るとは限らないリスクを考えればある程度送料を負担してもネット通販を利用するメリットは十分にあると思っています。無料と言っても実際には運送会社に送料を払ってお願いしているのですから、誰かがその費用を負担しないといけません。通常 通販業者は、その分を商品価格に上乗せして販売しています。ですが、その商品価格も競争にさらされているので上げることができず、非常に厳しい状況なんです。…仕方がないので、全品送料無料を維持して社長の労働力でカバーします。外にアルバイトに行くとか、費用が掛かる作業を寝る時間を削って自分でやるとか 『与えよ、さらば与えられよう。』の精神です。アーメン
最低価格の基準は?
これは、ミースが存続できるかどうか、社長が倒れるかどうかのギリギリの提示価格です。ご安心ください。等価交換が原則なら、儲かるというのはおかしい事だとさえ感じている。現代の資本主義経済については話したい事が山ほどあるが記事の趣旨から離れていきそうなのでこの辺にしておく。私はモノづくりは大好きなんですが、販売に関してはあまり好きではないんです。まったく商人には向いてない。だから、製品開発以外は全て誰かに任せたいといつも願っている。そういえばこの前、Amazonかヤフーの商品レビューで『すごい安すぎるんで不安だったけど…』っていうのを見掛けた。ミースのストリングを購入してくれた方だが、少し複雑な心境になった。確かに、安いものはイメージがダウンする。大丈夫ですよーって言いたくなる。私自身かなり飽きっぽくて、ガットなんか気に入らなければすぐに張り替えてしまうが、ミグのストリングは5年目になっても他のブランドのものを使いたいと思った事は無い。品質には自信を持っている。9ゲージは単体で使っても十分に奥が深い。まあ、大事なのは技術であってストリングを変えれば明日からプロになれるという訳でも無いのですが。まだ、ハイブリッドまで行かない。単体で十分楽しい。ただ、色が黒しかないので、他のカラーがほしい人には申し訳なく思っています。PEEKも良かったんですが…現在も製造を検討しています。

今後は、お客様のメリットを最優先に新着アイテムを増やしていきたいと考えていますので、引き続き、ご愛顧のほど どうぞよろしくお願い申し上げます。
以上、ミース代表 吉田からの長いお手紙でした。
ここまで、お読み頂きありがとうございます。
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